引越のべんきょう会第二回すべての引越荷物が積載できない!?」

べんきょう会

第二回 「すべてのお荷物が積載できない!?」(07.07.12)

夕方午後4時を回る頃、あるお客様からお電話がありました。

お客様「じつは他の引越業者に頼んだのですが、荷物を置いてかれてしまって困っているんです」
そんな電話が1か月の間に1.2度あります。

お客様 「すべてのお引越の荷物がトラック一台に積載できずに引越業者側(他社)で荷物を置いていってしまったんです」
  困り果てたお客様からご相談をいただきます。
 
  お客様から事情を聞いてみると、その多くの業者は「貨物軽自動車運送業者」だったり「引越一括見積サイトで格安の見積金額を出す引越業者」だったりします。
 
当社「頼んだ引越業者のほうで対応してくれなかったのですか?」
お客様「ええ対応してくれませんでした。『別の業者を探して欲しい』と言われ、今日どうしても荷物を出さなければいけないんです」
お客様はたいへん困ったご様子です。

当社の対応  

当社の配車係がいちばん早く作業が終了しそうなトラックに連絡を取り、作業員に事情を説明し、他社で積み残した荷物を届けました。
その後お客様から連絡があり
お客様「ほんとうに助かりました。ありがとうございました」
当社「インターネットで引越業者を選ぶ場合はお見積金額だけで選ぶのは危険です。『すべての荷物が積みきれない場合はどうなりますか?』と尋ねたほうがいいですよ」

お客様「すみません。たいへん勉強になりました。次回の引越はよろしくお願いします」

お客様は現在のお住まいの場所と引越先を2度も往復することになり、労力と引越業者二社分の費用を負担することになりました。

よくある引越トラブルの事例です。「引越作業を受けながら自社で対応できない」お恥ずかしながらこんな同業者も多い業界です。

今月もすでに7月7日七夕の土曜日こんなお客様からご利用いただき感謝されました。


以下はインターネットでの引越業者を選択する場合の注意点です。

  • 1.お見積金額だけで選択しない。
  • 2.作業のトラックの大きさ、作業人数、開始作業時間を確認します。
  • 3.あらかじめ「一台で積載できない場合はどうなるか?」を尋ねてみます。
    当社の一台で積載できない場合の対応についてはQandAをご参照ください。
    お気をつけて引越業者を選択されてくださいね。